1962年創業のオリジナル設計は、上下水道の調査・計画・設計・施工監理・アセットマネジメントなどを軸に、水インフラの総合的なコンサルティングサービスを提供する建設コンサルタント企業だ。
高度成長期に整備された日本の上下水道施設は、その多くが耐用年数を超えつつあり、施設の機能の維持、更新が急務となっている。一方、施設を維持する財源は減少が見込まれ、限られた財源で改築・修繕計画を策定する必要がある。
菅社長：「当社の役割は、上下水道の事業主体である自治体の視点に立ち、期待される将来像の策定や上下水道施設の機能保持、更新、広域化、共同化、施設の統廃合等の支援を行うことです。技術職員が年々減少している自治体が増加する中、経験と実績のある当社への期待は高まっています」
近年では食糧安全保障政策並びにエネルギー政策上、下水汚泥を発酵させて肥料として農業に活用する政策や下水汚泥から発生するメタンガスを活用したバイオガス発電もGX（グリーントランスフォーメーション）の一環として注目が高まっている。また災害に強いインフラを目指し、耐震化とともに水害にも対応。業界団体の主要企業として、国や関係団体と毎年意見交換を重ねる等、同社が活躍する範囲と役割が広がっている。同社の売上げは約65億円（2021年12月期）。菅社長が就任した2012年以降業績が徐々に回復し、安定した業績が続いている。
私たちの生活に不可欠な上下水道インフラの持続と発展に貢献
社員との直接対話を毎年行い、「成長できる、働き続けたい会社」を目指す
オリジナル設計株式会社
代表取締役社長
菅 伸彦
社長意見交換会を開催し 全従業員の意見を吸い上げる
従業員と対話して経営に反映させる「社長意見交換会」を開催。
ウェアラブル端末を社員に配布。健康管理を推進している。
毎年全社員と直接対話する菅社長は就任以降毎年２カ月間かけて全国の拠点に出向き、400名を超える社員と対面し、会社の経営状況や目指す方向性を示すと共に、従業員と対話して経営に反映させる「社長意見交換会」を11年継続して開催している。
菅社長：「ほぼ全てのスタッフと対話を行い、それぞれの要望に耳を傾け働きやすい環境を整えてきました。米国への留学や金融機関での勤務を通じて得た多角的な視点に基づき、業界に先駆けフリーアドレスの導入やウェルビーイング経営の推進、統合報告書の作成などを行いました。その他、上部消化管・大腸内視鏡検査の全額補助を行うヘルスケアプログラム、ウェアラブル端末の支給、若手社員の能力を高める研修『ブーストセミナー』の開催、リスキリングプログラムなど人的資本経営にも注力していきます」
同社は現在中期経営計画「ヴィジョナリーMAP2020」を推進中。「成長できる、働き続けたい会社」の構築を進めている。
菅社長：「ほぼ全てのスタッフと対話を行い、それぞれの要望に耳を傾け働きやすい環境を整えてきました。米国への留学や金融機関での勤務を通じて得た多角的な視点に基づき、業界に先駆けフリーアドレスの導入やウェルビーイング経営の推進、統合報告書の作成などを行いました。その他、上部消化管・大腸内視鏡検査の全額補助を行うヘルスケアプログラム、ウェアラブル端末の支給、若手社員の能力を高める研修『ブーストセミナー』の開催、リスキリングプログラムなど人的資本経営にも注力していきます」
同社は現在中期経営計画「ヴィジョナリーMAP2020」を推進中。「成長できる、働き続けたい会社」の構築を進めている。
